家を売ることが決まり、価格を決める時に不動産会社が出してくる査定額と、売主の希望価格がほぼ同じ金額の場合はそのまま販売活動に入れます。
しかし、自分の思っている希望価格よりもとても低く査定されたら、あなたならどうしますか?
とある熊本の不動産会社で、実際にあったお話しをご紹介いたします。
ある日、広い土地が付いた一戸建てを売りたい。とAさんが来店されました。
本来ならば、立地条件、交通の便がそろった人気エリアに建ち、築17年とあってそれほど古くはないのですが、これまでにメンテナンスを全くしてこなかった為に、建物がひどく傷んだ状態でした。
そういった事情を考慮したうえで、業者は「4000万円」の査定額を提案しました。
しかし、Aさんは「もっと高く売れるはずだ!」と譲らず、「5500万円」で売るように要求してきました。
仕方なく販売を開始しましたが、案の定売れません。
半年後に5000万円以下に値段を下げても売れません。
しびれを切らしたAさんは、前に、「5000万円以上で売れる」と言っていた別の不動産会社に行ってしまいました。
結局その後どうなったかと言いますと、最終的に売れた価格は、「3300万円」だったとい
うことです。
最初から提案された金額で売りに出していれば、4000万円で売れたかもしれないのに、Aさんが無茶な価格設定を通してしまったために、本来の物件よりも安い価格で売るはめになってしまいました。
不動産会社もお客さんを確保するために、少しだけ高い査定額を出してきますが、あまりにも高い設定価格だと、売れるものも売れず後悔することになるかもしれません。
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